終活と遺品整理のポイント

■はじめに

生前整理とはどんな場面で必要になるのでしょうか?
終活やエンディングノートという単語が、徐々に一般化しつつあります。
その中で、検討課題、チェックポイントとして挙げられるのが「生前整理」です。
なぜ、この部分が必要になってくるのか?

 

生前整理の3つのポイント


1)孤独死、孤立死
2)相続問題
3)不動産問題

 

1)孤独死、孤立死

核家族化とういう言葉が、あえて話題にならなくなるくらい祖母や祖父との同居が少なくなり別居率が高いものとなっています。大都市圏においても地方においても老人世帯は増えており年々独居率も高くなってきています。
そうして近年注目される問題となったのが、孤独死、独居死という問題です。
連れ合いを亡くし、自分の死すら誰もわからない…
こうなった時に迷惑をかけたくないという思いから生前整理というものを考えている人が増えています。

 

2)相続問題

自分の死後、遺産をどのように分与するのか遺言書に記しておいても、あくまでも資産として「価値のあるもの」というものが対象です。
そうでないものが大量にあると、残された遺族が遺品整理というサービスを頼みその費用を負担することになります。
こういった負担を軽減したいという思いから不要なものを可能な限り自分で判断で片づけるために「生前整理」というサービスを利用するという考え方も広がってきています。
また、何も決めずに残された家財は遺産分割の対象として、その所有権を残された遺族が協議して書類を作成しなければ片づけることができません。その点でも死後に混乱を残したくないという事なのでしょう。

 

3)不動産問題

相続にも関連する事ですが、自分の死後残った物件に大量に家財が残されていると、やはり遺族は遺品整理サービスを依頼することになるケースが多くなっています。
大量にある品物や、大きな家財は個人レベルで片づけるには難しいものが多く、自治体の処分サービスは一時的に大量に発生した不用品回収には向いていません。
そもそも一度の排出量をゴミ袋単位で何袋までと制限を加えているところもあるくらいです。
しかしだからと言って放置したままの状態が続くと…..
平成27年度から「空き家対策特別措置法」が施行され、管理がないまま放置され「特定空家」に指定された場合住宅に対して行われる固定資産税の減免措置が解除され、6倍もの固定資産税が課税されるといいます。

 やはりこうなると負の遺産というものになりかねないので、「生前整理」を行っておくという考え方が広がりつつあります。

 

■まとめ

それでは、「遺品整理」と「生前整理」はどう違うのでしょうか?
不要なものを片づけるという点では、この2つのサービスに差異はないように見えます。
大きく違うのは、そのサービスの代価を誰が負担するのか?という事でしょう。
「遺品整理」は遺族の負担。「生前整理」はその家財の現在の持ち主の負担という切り分けです。
自らの死に臨んでどのようにするかという「終活」において「生前整理」が重要になるのは、まさにこの点にあるのです。
エンディングノートとは、その考えを進める上で頭の中を整理できる便利帳です。
ぜひ、活用してみてください。

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